1971年に『ドラゴン危機一発』を撮影終了したのち、続く1972年に羅維(ロー・ウェイ)監督とブルース・リーは『ドラゴン怒りの鉄拳』を手掛ける。『ドラゴン怒りの鉄拳』は『ドラゴン危機一発』よりもさらにブルース・リーの代表作となり、よりブルース・リーのイメージが際立つ作品となった。悲劇色の濃い作品の中で、スター然とした雰囲気を醸し出す『ドラゴン怒りの鉄拳』のブルース・リーの演技には、さらに円熟した魅力が備わっている。
あらすじ:師匠の霍元甲が上海で毒殺され、ブルース・リー演じる弟子の陳真は、精武館で葬儀をとり行う。一方、日本の柔道家から侮蔑された陳真は怒り、その柔道場へ殴り込みに行くが、ことを穏便にすませるために、陳真は師兄の勧めで上海を離れることに。ところがその直前に師の死が例の日本の柔道場と関係していると知る。書置きを残して、陳真は単身で日本の柔道場へ行き、鈴木やロシアの力士と死闘を繰り広げる。日本側は精武館へ行き、報復をする。陳真の兄貴分と妹分(ノラ・ミャオ)が発見した時には惨憺たるものであった。この時、日本の領事が警官を引き連れて突然現れて、精武館を明け渡すよう命じる。そうでなければ精武館を解体するという。一触即発の状況の中、陳真が突然姿を現して……
フォーマット:4K Blu-ray
収録時間:107 分
語言:広東語,北京語
字幕: 中国語(繁体/簡体)/英語字幕
出版 : 2016
サイズ : 13.6 x 17.3cm(H)
重量 : 約96g |